こんにちわ。sakuranokiiです。
大学院入試を控えた学部生の方ならこんなことを考えているのではないでしょうか?
せっかく大学院入試を受けるなら成績上位に入りたい…
できればレベルの高い有名大に合格したい…
良い成績をとるにはどんな勉強方法がいいのかな?
過去記事で解説したように、院試勉強を一生懸命頑張ることのメリットは大きいです。
その1つに成績上位になりやすいことが挙げられます。
そうは言っても、良い成績をとるためにはそれ相応の方法が必要です。
本記事は、大学院入試で成績上位を目指す人や難関大合格を目指す人に向けて、院試で高得点をとるための勉強方法をお教えします。
実際に筆者は旧帝大の院試を成績上位で合格しております。
当時の経験と今の知見を活かし、院試で成績上位になるための最適解を考案しました。
本記事の内容を実践すれば、大学院入試で成功すること間違いなしです!
問題演習をたくさんこなす
良い成績を取るためにまずするべきことは何?
院試で成績上位になるためにまずできることは「問題演習をたくさんする」ことです。
筆者の経験上、院試対策は問題を解く練習が不足しがちです。
なぜなら、手元に使い勝手の良い問題集がないためです。
過去問は解答解説が基本的に非公開だし、教科書付属の問題も解答解説集が別売り(しかも高価で英語ばかり)なのが現実です。
その結果、大学受験では当たり前のように沢山やっていた問題演習が疎かになりがちです。
周りと差をつけるためには、教科書を読むよりも問題を解く練習に重点を置きましょう。
具体的には下記がおすすめです。
・授業の演習プリントや定期テストを解き直す
・過去問の解答解説を先生や先輩の力も借りて自作→時間をおいて再度解き直す
・自己投資だと思って市販の問題集を買う
特に授業中の演習問題やテストの振り返りは筆者もやりましたが、効率よく大事な単元を復習できるのでおすすめです。
過去問の解答解説づくりは過去記事でも解説したように院試勉強の最初にやった方がメリットが大きいです。
解答解説を自分で作る過程だけでも良い勉強になりますよ。
また、教科書中の問題の解答解説集は大学の図書館に置かれている場合もあるので、一度調べてみることをおすすめします。
院試で良い成績を取りたければ、問題演習の時間を増やしましょう。
勉強量はやっぱり重要です。筆者の場合は院試勉強のためのお休み期間が1ヶ月ほどあり、その間は10時間/日は勉強していました。筆者が知っている成績上位の方は皆同じぐらい勉強していますので、勉強時間の確保も重要ですね。
本質を理解する
単純に問題を沢山解いたら成績上位に入れるの?
問題をただ漫然と解くだけでは勿体ないです。
本質を理解することを念頭に勉強しましょう。
よく分かってないけど解答例を丸暗記することで理解した気になるのはNGです。
知識の丸暗記で院試対策するのは限界がありますからね。
「なぜその答えになるのか?」を追求し、自分なりに理解できるまで深く考えましょう。
本質を理解することのメリットは多数あります。
・本質から理解すれば知識の体系化ができて忘れにくい
・知識の応用力も鍛えられるので得点力が上がる
・本質を考える過程で科学的思考力も身につく
院試勉強に限らず、本質を理解しようとする姿勢は研究室生活においても重要です。
「なぜそうなるのか?」と疑問を投げかけ続けることが、優れた研究成果につながるものですよ。
それでは、本質を理解するための方法を解説します。
ただし、大学の学問は奥が深いので深入りしすぎると効率が悪いこともあるので、制限時間を決めて考えるのが良いです。
どうしても分からなかったら遠慮せずに先生に聞いてみるのが効率的ですよ。
過去記事で紹介した「院試合格に特化した勉強」よりも、本記事で紹介する「自分の幅を広げる院試勉強」をした方が長い目で見るとリターンが大きいです。院試に合格することが研究室生活のゴールではないことは意識しておいてください。
英語の試験を甘く見ない
問題演習と本質理解に重点をおけば確かに高得点が取れそう!これで対策は十分かな?
大学院入試では多くの研究科で専門科目に加えて専門英語試験も実施します。
ですが、専門科目の勉強の方がやることが多くて大変なので、専門英語試験の対策は後回しにされがちです。
最近はコロナの影響でTOEIC等の外部英語試験が受験しにくいことに配慮して、独自の英語テストを実施する研究科も出てきました。
英語試験への対策は成績上位を目指す上では必要不可欠なのです。
今まで紹介した勉強方法は専門科目向けの対策ですので、英語試験向けの対策を下記にまとめました。
普段の研究室生活で論文はたくさん読むと思いますが、それだけでは対策になりません(実体験)。
毎日少しでも時間を作って、上記のような試験を意識した勉強をした方が高得点を狙えます。
専門英語試験は甘く見られがちなので、英語で高得点を取れば周りと差をつけられますよ。
筆者は甘く見ていたため痛い目にあいました(笑)。英語の成績が良ければもっと簡単に成績上位に入れたと思いますので、皆様は英語対策も入念にしてください。
最後の1週間で総復習
試験直前はどう過ごしたらいいの?
本番1週間前からは今までやってきた勉強の振り返りをしましょう。
勉強ノートを見返すのも良し、一度解いた問題を解き直すのも良しです。
総復習の時間を作るメリットは以下3つです。
・知識を整理し定着させる
・始めに勉強した内容の理解が深まる
・自分の成長を感じることで精神的に落ち着く
今までの勉強を無駄にしないために、復習の機会は必ず作りましょう。
逆に、直前に新しい勉強に手を出すと焦りが生まれてしまうのでやめた方が無難です。
試験直前は緊張感が増してくるため、メンタルケアも意識した勉強をしましょう。
今まで自分が積み上げたことを信じて、試験本番に臨みましょう!
本番で全力を出せるように体調管理もしっかりしてください。筆者は本番2週間前ぐらいに体調を崩してしまい何日か勉強できず悔しい思いをしました。食事と睡眠はしっかりとりましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事の内容をまとめると下図のようになります。。
過去記事でも触れましたが、院試勉強を頑張るメリットは成績上位になれることだけではありません。
院試に向けた努力量は今後の研究室生活の充実度にも繋がります。
知識と科学的思考力が身につくことで、研究の面白さが分かるようになります。
憧れの研究室に入ることで、日々活き活きと研究ができます。
研究室生活の充実度は今後の人生を左右します。
つまり、大袈裟ではなく院試勉強を必死に頑張ったことは今後の人生に大きな影響を与えます。
大学院入試の成功をきっかけに、理想の研究室生活を手に入れてみませんか?
以上、ご参考になれば幸いです。
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