こんにちわ。sakuranokiiです。
研究室生活を賢く乗り切りたいクレバーな学生はこんなことを考えているのでは?

研究室生活を過ごす上であると便利なものってある?
便利グッズで研究室生活をもっと充実させたい!
本記事では、研究室生活を充実させる便利グッズをお伝えします。
筆者は博士課程に進学したため、研究室で6年間も過ごしました。
そんな筆者の実体験をもとに、知らないと損する研究室生活の必需品たちをご紹介します。
筆者は化学専攻出身なので、化学系の学生向けのおすすめ備品についても解説します。
本記事の備品を揃えれば、研究室生活のQOL(Quality of Life)が向上すること間違いなしです!
特に長い研究室生活を送る博士課程の学生にはぜひ読んでほしいですね。
パソコン関係


まずは何から揃えればいいの?
最も研究室生活のQOL向上に貢献するのがPC関連グッズです。
デスクワークがスムーズに進まないとイライラしますからね(笑)。
化学系に限らず、以下3つは筆者が思う必需品ですね。
☆メリット
・作業スペースが広くなるため作業効率大幅up
・ノートPCに接続し2画面体制にできるとより良し
☆おススメ品
デスクのサイズに合わせて購入してください
下記は23インチですが、筆者も使用しており十分に大きいですよ
大きいディスプレイが用意できるなら、研究室で使うPCはデスクトップでもノートでもOKかと思います。
ただし、学会や就活等の移動先でプレゼンする機会は皆あるので、ノートPCは必ず1台は持っておくべきですね。
☆メリット
・動かしやすいので作業効率up&ストレス軽減
・持ち運びにも便利
☆おすすめ品
できれば高機能のマウスがおすすめ
下記は「戻る」「進む」ボタンが側面にあり、筆者も愛用しているマウス
一度ワイヤレスマウスの快適さを知ると、もう戻れなくなりますよ(笑)。
配線の数が減るのでデスクも少しスッキリします。
☆メリット
・移動中や出先で論文を読むときに便利
*紙面で論文を持ち運ぶのは面倒だし、移動中だとメモも難しい
*スマフォだと画面が小さくて読みにくいがタブレットなら問題なし
・寝ながらPCと同じ作業ができるのも◎
*デスクに座るより気楽に作業できる
☆おすすめ品
高価なものでなくてもOK
下記は約2万円とタブレットにしてはお手頃価格
特に博士課程に進学する学生はすべて揃えてほしいですね。
博士課程は論文執筆等でデスクワークが多くなります。論文もたくさん読みます。
できれば、サクサク動く高性能のPCを買うとよりストレス軽減になりますよ。
筆者の同期ではiMacを使う人も結構いましたね。
自己投資だと考えて、パソコン関係の便利グッズはお金をかけましょう。
便利グッズのおかげでデスクワークが楽しくなり、作業が苦でなくなります。
PC作業がスムーズに進んだおかげで生まれた時間を、新しいアイデアの検討に使いましょう。

基本的に文章作成はPCで行いますが、実験ノートは手書きの研究室はまだまだ多いのではないでしょうか?その際は、頑丈なボールペンをお使いください。授業等で使ってきたであろうグリップ付きのシャーペンは化学薬品に弱いのかすぐに壊れますので。
防寒グッズ


化学専攻の学生向けのおすすめは?
続いて、化学系の研究室に配属された学生向けの便利グッズをご紹介します。
化学系の実験室内は常時喚起されているので、冬場は寒いときもあります。
防寒グッズは色々ありますが、単純に厚着すると動きにくくなり、化学薬品を扱う実験をする上で危険です。
そこでお勧めしたいのはネックウォーマーです。
☆メリット
・作業の邪魔にならない防寒具
・顔周辺への被液防止
・フェイスマスクとして使えばくさい薬品使用時に助かる
☆おすすめ品
静電気が発生しにくい素材がおすすめです
ついでにオシャレも楽しんでください(笑)
作業の邪魔にならない防寒具としては、他にもユニクロのヒートテックがおすすめですね。
また、長い靴下をはいた方が良いです。
防寒にもなるし、薬品を足元にこぼしたとき、肌への直接の被液を防げるためです。
寒いと手元が狂いやすく実験でミスしやすいので、防寒対策は安全上とても大事ですよ。

マスクも便利グッズです。ネックウォーマーと同様にくさい薬品を使うときにあると助かります。今となっては言われなくてもコロナ渦なので皆していますが(笑)。できれば活性炭入りのマスクが防臭効果が高くおススメですよ。
静電気対策された靴


化学系の実験をするときにあると便利なものってないの?
化学系の実験は化学薬品の秤量が基本の作業です。
粉体の薬品を秤量するとき、静電気の影響でスパチュラに粉体が張り付いて秤量しにくいことが結構あります。
特に冬場は悩まされますね。
そんなときに役立つのが静電靴です。
☆メリット
・静電気が体外へ流れ出るので粉体秤量が楽になる
・静電気火災の防止
☆おすすめ品
筆者の研究室で使用していた静電靴です
スリッパタイプだけでなくサンダルや靴タイプもありますよ
より安全と履き心地の良さを求めるなら下記の静電靴もおすすめです。
この靴は筆者の務める企業で使用している作業靴です。
歩きやすく疲れにくいだけでなく、丈夫な素材で作られているため、多少薬品を足元にこぼしても問題ないです。
やや高価ですので、財布に余裕のある方は一度試してみてはいかがでしょうか?

秤量値が中々安定せずイライラするのは化学系研究室あるあるですね(笑)。そんなときは電子天秤に汚れが溜まっている可能性が高いです。使用前後の清掃を徹底しましょう。
ハンドクリーム


実験中以外で化学系研究室であると便利なものってないの?
化学系の実験は様々な化学薬品を扱います。
基本的には肌に触れてはいけない薬品ばかりです。
もちろん手袋をつけて作業しますが、作業後の手洗いは安全上欠かせません。
その結果、1日に何度も手洗いするので、化学系研究室では手が荒れやすいです。
したがって、ハンドクリームは必需品ですね。
☆メリット
・手荒れ防止
・薬品の臭いをごまかせる
*化学系の学生は服に薬品の臭いが付きがち
☆おすすめ品
実験時に手袋を着用するため、使用後にべたつかないタイプがおすすめ
手が荒れると実験するのが億劫になるので、スキンケアは意識して行いましょう。
化粧水で済ませても良いと思います。
ただし、手が荒れるのが嫌だからと言って手洗いしないのはNGです。
もし薬品が素肌に付着していた場合、薬傷を負い、手荒れどころでは済まなくなりますよ。

汚れてもいい服はたくさん買っておきましょう。白衣を着用しない研究室の場合は特に。作業着に知らないうちに穴が開くのはよく聞く話です(笑)。パーカーを着る人が多いですが、表面が起毛素材の服は引火しやすいため避けた方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事をまとめると下図のようになります。

研究室生活であると便利な備品とは、毎日行う作業を快適にするグッズです。
ルーチンワークの負荷軽減が、研究室生活で無駄なストレスを抱えないコツですよ。
本記事で紹介した備品以外にも、自分の研究室生活に合った便利グッズを探してみてください。
ストレスを軽減し研究に集中できる環境を作ることが、実験の成功にもつながりますよ。
以上、ご参考になれば幸いです。
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