こんにちわ。sakuranokiiです。
研究職になりたいと考えている大学院生の方はこんな悩みをお持ちではないでしょうか?
企業の研究職でつらい瞬間ってどんなとき?
つらいときの対処法も知っておきたい…
筆者は現役の企業研究職で研究の仕事は好きですが、会社でつらい思いをすることもありました。
ですが、今となっては対処法を身に付けたのでつらいと感じることはほとんどないですね。
将来的に企業で研究職に就きたい大学院生の方は、入社前からこの対処法を知っておくとつらい思いをせずに済むと思います。
というわけで、本記事の内容は下記です。
時間に追われたときの対処法
研究職をしててよくある辛い瞬間ってどんなとき?
研究職をしてて辛かった瞬間その1は「時間に追われたとき」です。
企業は研究室と違って勤務時間に制約があり、仕事の納期も決まっているため時間に追われることはよくあります。
例えば、筆者は顧客に出荷するサンプルを期日までに合成する必要があるため時間にはよく追われますね。
時間に追われたときの対処法は下記です。
そもそも時間に追われないようにスケジュール管理することも大切です。
タイトすぎるスケジュールにならないように、自分の予定は常に把握しておき、無理な仕事は引き受けないようにしましょう。
スケジュール管理の基本は「毎朝今日1日の予定を確認してから行動する」「週末には来週1週間の予定をざっくり把握する」ことです。
予定管理ツールは企業文化で変わるかと思いますが、スケジュール情報は1つに集約させるのがポイントです。
複数のツールで管理しようとすると手間がかかるし漏れが出る可能性もありますからね。
時間管理は社会人になると初めにぶつかる壁かと思います。
自分に合ったスケジュール管理法をできるだけ早く確立しましょう。
スケジュール管理を徹底することで無駄な時間が減り効率よく仕事を進められます。限られた時間で最大限のパフォーマンスを出すために時間管理は必須ですよ。
他人に振り回されているときの対処法
研究職をしてて1番辛い瞬間って何?
研究職をしてて辛かった瞬間その2は「他人に振り回されているとき」です。
筆者は自分に主導権がない状態に強いストレスを感じるので、他人に振り回されるときが個人的に1番辛い瞬間ですね。
例えば、業務委託先が思ったように動いてくれないときや、顧客から無茶な仕事を依頼されたときです。
他人に振り回されているときの対処法は下記です。
そもそも他人に振り回されないように自分でできることを増やしましょう。
初めから人に頼るのではなく、まずは自分の力で何とかしようと行動することでできることは増えていきますよ。
自分の裁量で動かせる物事が多い方が仕事は楽になります。
会社に入ってからは人を動かすことに慣れないといけません。そうでないと自分が人に振り回されることになり辛いですよ。双方良しの関係を目指すことを意識して行動するのがコツです。
研究以外の仕事が多いときの対処法
研究職特有の辛い瞬間って何?
研究職をしててつらかった瞬間その3は「研究以外の仕事が多いとき」ですね。
せっかく研究職になれたのに研究と関係のない仕事に忙殺されるときはストレスが溜まりやすいです。
例えば、安全関係の仕事とか社内研修の準備や宿題とかその他多数の雑用とか色々あります。
もちろん大切な業務であることは分かっていますが、そればっかりでは研究職の人間としては欲求不満になります。
研究以外の仕事が多いときの対処法は下記です。
研究と関係のない仕事から完全に逃れるのは中々難しいです。
若手のうちは雑用が多いですし、出世しても組織のマネジメントが重要業務になりますからね。
上記のように研究と関係のない仕事にも意味を見出すようにする、誰かと協力して早く終わらすのが得策です。
被害者意識は捨てて、研究以外の業務にも前向きに取り組みましょう。
最近耳にするジョブ型雇用であれば業務内容が事前に明確に分かっているので、意図してなかったやりたくない仕事に悩まされることはないかと思います。一方で、ジョブ型採用は実力主義なので成果を出さないといけないプレッシャーはかなり重いです。一長一短ですね。
後になってミスに気付いたときの対処法
ほかにも辛い瞬間ってあるの?
研究職をしてて辛かった瞬間その4は「後になってミスに気付いたとき」です。
問題なしと判断して仕事を先に進めていたのに「よくよく考えるとこれは大問題ではないか?」と後から気づいたときは冷や汗が止まりませんね(笑)。
例えば、ステージが上がった材料の製法に問題があったときや原料在庫がこのままでは不足することに気づいたときなどですね。
後になってミスに気付いたときの対処法は下記です。
上記でとりあえず対処は可能ですが、トラブル対応は精神的にも疲弊するし、万が一ですがどうしようもない事態に発展する可能性もあるでしょう。
ですので、ミスをしてもすぐに気づくことが大切です。
筆者が実践しているミスをしてもすぐに気づく方法は下記です。
一番良いのはそもそもミスをしないことですが、人間ですので中々難しいでしょう(笑)。
ただし、ミスを減らすことは徹底確認スキルを鍛えることで可能です。
自分はミスしないと過信せず、見直しやダブルチェックをする習慣をつけましょう。
後になってミスに気付いて慌てることがないように、普段から誠実に仕事をすることが大事ですね。
経験が浅いうちはそもそも重大な問題に気付きすらしないこともあるかと思います。ベテランの方にこの仕事の大変なところはどこか聞いてみたり、先輩の失敗談から学ぶことでリスク管理能力を鍛えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事の内容をまとめると下記のとおりです。
研究職にも確かに大変な瞬間はありますが、上記の対処法を身に付けてしまえば大変なときでもつらいと感じることはほとんどなくなるでしょう。
また、本記事でも触れたようにそもそもつらい状況を作らないように立ち回ることも重要ですね。
企業研究職はつらい瞬間以上に嬉しい瞬間もあります。
企業では大きい仕事ができるので実験が上手くいったときの達成感は大学のとき以上です。
研究が好きな方は迷うことなく研究職を目指すことをお勧めします。
以上、ご参考になれば幸いです。
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